ニキビ肌の人は普段どのようなことに気をつければ良いのでよいのでしょうか。
大人のニキビの原因になっているのは主にアクネ菌です。アクネ菌は毛穴に存在し、皮脂を栄養にして増殖します。これが過剰に増えるとニキビが出来るので、ニキビ対策には殺菌がよいとよく耳にしますが、アクネ菌を全て殺菌することは絶対にできることではありません。
アクネ菌は人間の肌にとって必要な善玉菌の一種で誰もが持っています。普段は他の善玉菌とバランス良く肌に存在していますが、ストレスや不規則な生活の影響などでそのバランスがくずれたとき、アクネ菌だけが過剰に増殖することがあり、そうするとニキビができてしまうのです。ですからその数量のバランスが崩れることが問題であるアクネ菌を、殺菌するだけではニキビ対策にはならないのです。
ではアクネ菌の栄養となり、増殖の原因となる皮脂は、どのように処理するのがよいのでしょうか。
皮脂はよく洗い落とすことがたいせつですが、洗顔後の保湿を忘れてはいけません。油分の多い化粧品の使用は極力避け、洗顔後は油分の少ない保湿美容液を塗ることが大切です。